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巡の環インターンを終えて


こんにちは!

慶應義塾大学4年生の橋本雄太です。

地域づくりや海士町、そして巡の環に興味がある方々に向けて、感じたことを綴っていきます。

 

と、その前に、私自身についての話を少しさせてください。

 

縁あって、東京で活躍されている信岡さんとお会いしました。

『僕たちは島で、未来を見ることにした』を読んでいた私は信岡さんに会えたということだけでテンションが上がっていました(笑)

信岡さんを拝見して「あっ、本物だ!」というのが最初の言葉。

(今、思えば「もっと気の利いた言葉があっただろ…!俺!」なんて思うわけですが…)

 

その際に、信岡さんに「海士に行ってみれば?」との言葉をいただき、まるで背中を押されたかのようにどんどんとインターンをする準備を整えていきました。

この出逢いと言葉がなければ、海士町に来ることも無かったし、こんなに沢山のことを学ぶことも、素敵な人々と出逢うことも無かったことでしょう。

 

海士町に来て、もっともよかったことは「ここでしか得られないものを得た。」ということ。

私は「海士町での暮らし」「実際に食べていくにはどうすればいいのか」「巡の環」を知るために海士町に来ました。

そのどれもに私なりの考えをまとめました。

 

まず「海士町での暮らし」について、海士町でビックリしたことは物価が高いということ。

コンビニの1.2倍くらいの値段です。

運送費がかかるのでこれは仕方ないことですし、特に私が来たのは3月なので海士町で作っている物自体もあまりないです。

「地方での生活=ライフコストが少ない」と思っていたので驚きました。

 

と言っても、都会みたいにお金を使って遊ぶところはないので、あまり出費はなかったです。

図書館もありますし、そこでゆっくり本を読みながら余暇を過ごすというのもいいのではないでしょうか。

ただ、そんな図書館で本を読んでいる暇さえもありませんでしたけどね(笑)

塾や観光協会のイベントに参加したり、バイトしたり、地元の人と飲んだりする時間がほとんどだからです。

もちろん、一人でゆったりと過ごせる時間もありましたが、とっても濃密な時間を過ごしたように感じます。

 

次に、「実際に食べていくにはどうすればいいのか」ということについてですが、生きていくには食べていかなくてはなりません。

当たり前のことです。

都会でサラリーマンとして働いて、毎月、同じ額の安定した給与をもらって生活するというのはイメージしやすい。

でも、私は都会ではない場所で自分の手で稼いで、食べて、生きていきたい。

自然が豊かで、人との繋がりをきちんと大切にしている場所で、大切な人達と一緒に生きていきたい。

そのためのヒントを得たいと考えていました。

 

結論としては「どうにかして生きていける」ということがわかりました。

もちろん、色んな人達の支えがあってこその命です。

地元の人々を大切にしながら、精一杯やっていくことで生きていけます。

そして、特別なスキルとかは必要ないです。

現場に出て、自分に足りないことに気づいて、その足りないところを勉強して補っていく。

 

「まずは、誠実さを持って思いっきり動いてみよう!」

これが限りなく正解に近いように感じました。

動いていくうちに、なんとなく答えっぽいものを見つけることができます。

その糸をしっかりと握って放さずに、一生懸命に生きる。

ただこれだけ。

 

最後に「巡の環」について、半巡半Xというのが一番しっくりきますね(笑)

と言っても、巡率の方がもちろん高いんですけど、社員さんは自分の好きなことやバイトをしたりしています。

仕事が一点集中ではない分、容量が悪いように思いますが、私はそうは思いません。

机だって椅子だって一本の足では立てないし、本数が少ないと心許ないですよね。

それと同じです。

本業とそうでないXの部分があるからこそ、社員さんたちはいつも生き生きとしていて楽しいのだと感じました。

 

また、驚いたことにここにはKOTATSU☆があります。

(特に、ローマ字表記には意味がありません…笑)

このこたつを囲んで皆で話したり、ミーティングしたり、ご飯を食べています。

一緒に何かできる『場』があるからこそ嬉しいことや困ったことを共有し、仲間と一緒に歩んでいることを実感できるのだと思います。

 

「早く行きたいなら、一人で行け。遠くに行きたいなら、みんなで行け」

という言葉を、以前、私は大切な後輩から教えてもらいましたが、まさにこれを実践している場だなと感じました。

実際、一緒にご飯を食べているだけなのに心地よかったです(笑)

そして、ご飯がとても美味しく感じました。一人じゃ味気ないですもんね。

 

今回は、私自身が感じた「ここでしか得られないものを得た。」ということを無理やりギュギュっとまとめましたが、こんなものじゃ語りつくせません。

これから生活の中で自分の心の中に感じたことや思ったことを落としこんでいきたいと思っています。

 

短い間でしたが、とても楽しく充実した日々でした。

ありがとうございます。

 

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橋本 雄太(Yuta Hashimoto)

学生NPO ここつなぎ  創設者・代表

場所としての『ここ』

個々人としての『ここ』

心の『ここ』

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2016年4月27日 09:16