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【報告】第11回五感塾を開催しました。


2013年3月22日から24日まで、第11回五感塾を開催しました。

今回のテーマは、「志をもって生きる~生きがいのある生き方~」です。

海士町で志を持って活動している方々との対話を通じ、自分たちの生き方を見つめなおす時間を持ちました。

今回も幅広い分野で活躍されるみなさまに参加していただきました。

以下にプログラムの内容と、参加者の皆様からの声を報告させて頂きます。


(なお、五感塾の概要、及び次回開催につきましてはこちらをご覧ください。)

 

<一日目 ~五感を開放し、等身大の自分になる。お互いから学びあう仲間作りをする~>

◎  海士へ向かう

日本海を何時間もかけて渡ります。この間に海士町に渡る上での気持ちを整えます。

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◎  オリエンテーション

昼食後、この海士町での二泊三日の時間を有意義にすごすため、オリエンテーションを開催しました。
はじめから和気あいあいとした雰囲気で始まりました。どんな仲間が集まったのか、これからどんな時間の使い方をするのかを理解しました。海士町と巡の環の取り組みもこの場でご説明しました。

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◎ 海士町の陶芸家、勇木史記さんにお話を伺う

海士町に「隠岐窯」を構え、やきものの創作を続けている勇木さんのところへ伺いました。
勇木さんのやきものとの出会い、海士町へ移住したきっかけ、やきものに向き合う姿勢などをお話いただきました。
創造に必要な野心と日常生活の「バランス」をどうとるか、「素の自分」とは何か、「本気度」に関する話など、
陶芸のみならず、どの仕事にも通じるような話題について、意見やアイデアを交換しあいました。
その後大事な窯も見せていただきました。

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◎  夜のワークショップ

   今直面している壁や課題、そして五感塾終了後どうなっていたいか、あらためて一人でじっくり考えてもらいました。
   その後、ポストイットに書き出して、共有しました。
   お互いがどのような課題をもっているのか、どのような状態を目指しているのか、共有することで、
   学びあいの促進を行いました。

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◎交流会

海士町の温泉「承久の湯」に入って旅の疲れを癒した後は、 しぜんむらに帰って交流会です。
参加者の方が弾いてくださった三線に聞き惚れ、最後は皆で踊りました。音楽は環を深めます。

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<2日目 ~海士町で働く人の志に触れ、生きがいを感じながら働く秘訣を探る~>

◎  島内めぐり

朝食のあと、島内を車で回りました。いわがき春香の生産者大脇さんの元に伺い、加工場の中も見せていただきました。
参加者の方からは「いわがき春香の価格を見て、『少し高い』と思っていたが、あれだけの手間がかかっているなら納得だ」
「もっと春香を食べたくなった」という感想もいただきました。

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◎海士町議員 高松 照佳さんのお話を伺う

「海士町を桃源郷にする」という想いを持ち、海士町議員として勤める高松さんのお宅へ伺いました。
高松さんは民俗学者の宮本常一氏のお弟子さんであり、元 全国離島振興推進員連絡委員会 第三代 会長を勤めていらっしゃいました。
高松さんの海士町に対する想いをお話頂きました。
参加者の方からは、「高松さんから、想いがあふれ出ているようだった」といった声があがりました。

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◎山内 道雄 町長のお話を伺う

役場にて、町長からお話を伺いました。
海士町の改革の話から、志をもって生きることの重要性、本気で取り組むことの価値をお話いただきました。

 

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◎対話のひろば

海士町社会福祉センターひまわりの温泉に入ってゆっくりした後は、
対話のひろばを開催しました。
対話のひろばとは、島内の方と一緒に、あるテーマについて探求しあう時間です。
今回はワールドカフェという対話の手法を使い、「本気になれる時はどんな時か」というテーマについて
探求を行いました。

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◎夕食交流会

海士町に住む人たち、今回五感塾に参加した仲間たちと、楽しくお酒を飲みながら交流しました。

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◎そのまま二次会へ

みんなで海士町の伝統的な踊り「キンニャモニャ踊り」を踊りました。
海士の方のキンニャモニャへの情熱を感じる瞬間のひとつです。

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<3日目 ~学びを振り返り、「これから」を考える~>

◎振り返り

朝食の後は、金光寺山の芝生で振り返りの時間をもちました。

まずは、5分間耳をすませてこの場、この時を五感を使って感じました。
その後、参加者のみなさんから、「このメンバーでもっと話したいテーマ」を募った後、対話を続けました。
また、2人1組でのペアインタビューという形式で、学びを持ち帰るための「4つの質問」をお互いに投げかけあいました。

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◎昼食はお待ちかね、隠岐牛店で隠岐牛をいただきました。

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◎自由時間には代表の阿部の船で海に出たり、高台までのぼってみたり、町をぶらっと散歩したり、
 いわがき春香を食べたり、お土産を買ったりして、思い思いのすごしかたをしました。
 そして・・・

 

◎船出~それぞれの場所へ~

別れを惜しみつつ、そして再会への期待を込めて、お見送りをしました。
前日の対話のひろばに参加した島内の方も見送りに来てくれました。

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離れても繋がっていると思え、海士町を離れた後も学び合い続ける仲間を得た2泊3日でした。


 

<参加者の声>

一部ですが、参加頂いた方々の声を紹介させて頂きます。

各方面で取り上げられている海士町について、まずは自分自身でその土地を見て、
感じてみた いという動機づけで参加した今回の五感塾。
普段、テーマの決まった事柄について考える機会 は多いが、五感塾ではそうしたものは個々人に委ねられている。
自らの課題意識を念頭に置き つつ、地域で暮らす人々の生き様、また自然や社会のあり様から、
学びとっていくという姿勢の大切さにあらためて気づくことができる貴重な機会となった。                                                   (研究員) 
●『人と人のつながりを大切にすること』の大切さ。仲間の意味。
●人や自然との関わり方をもう一度深く考える機会を与えてもらい、見返せた。
●『本気』で物事に取組むということはどういうことか、ハッキリと見えた。                                                               (NPO代表)
・特に、五感塾で学んだことの中で一番大切だと思えたこと、それは他人事として関わってきた物事を
自分に引き寄せて関わろうとする姿勢だ。
そして、日々繰り返される過剰なおいしい情報に振り回されることなく、
その時その時一番大切にすべきことは何かを問いながら行動していきたい。

今後は、周りと協働しながらともに成長していけるようにしていきたい。あきらめからきらめきへ。
具体的には
・他の痛みに鈍感にならない。(生命のつながりを意識すること)
・自分の野心や欲を除いて、全体の置かれた状況を最良な形にする勇気と 行動力を持つ。(ギラギラからキラキラへ)
・お金の得かた、使いかたを考える。(まっとうな稼ぎをし、本物にお金を使う美意識・目利きを養う)                                      (大学生)
・学び続ける環境を維持継続したい
・今回つながった仲間といろんなテーマで利害関係を超えた議論をしていきたい
・自分のビジョンを実践するためにさらにアンテナの感度を良くしていきたい
・仕事だけに追われず、仕事以外の自分のやりたいことをやる時間をしっかりと作る。
・もっといろいろな人に会っていい刺激を受け続けたい(いつか与える側に自然となっていたい)
・自分の軸を自覚した生き方をしたい
・幸せだと胸を張って言える人であり続けたい
・評論家ではなく実践者になりたい                              (会社員)