牧 大介 氏
株式会社 西粟倉・森の学校 代表取締役
著者は、島に移住し、その一員として生きることを通じて、「ほんとうに大切なことは何か・・」ということを、誠実に探究し続けている。
そして島の学校という壮大なプロジェクトが始まろうとしている。
そこまでの悪戦苦闘を描いたこの本からは、彼らの周りにいる人たちの心の温かさが伝わってくる。
この温かさは、島の空気に触れ、島の風景を見て、島の人たちと接する島の学校では、もっと強く、深く、体全体で感じられ、そして頭の芯までしみ込んでくるのだろう。
あの島にまた行きたい。そう思いつつ読み終えた。