松場 登美 氏
この本が届いてから数日のうちで一気に読み終わりました。
こんなに夢中になって読んだ本は久しぶりです。
本の内容が、32年前、夫の郷里である石見銀山大森町に来てからの、私の体験や心理と重なる部分があまりに多かったのです。
阿部さんとは親子ほど年の差があるのに、これほど共感できることが多いとは、驚きでした。
日本の美しい暮らしを伝えたくて、「暮らす宿、他郷阿部家」を立ち上げたのは五年前、ちょうど巡の環の起業と同じ時期でした。
そして今年私も数年暖めてきた「暮らしの学校」を始めます。
阿部さんが書いておられるようにふるさとは一つじゃない。
全く同感です。
種が落ち芽を出した所が一つのふるさとであれば、
根を下ろす場所がもう一つのふるさとになるのではないでしょうか。